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【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

前回に続き京都学生広報部が取材させてもらった「まるっとーく」。
地域や将来について高校生と一緒に考える場を大学生が企画・運営するプログラムとして、4つの高校で開催されます。
今回はそのうちの一校、網野高校で開催された、『海のまち網野を「必ず戻ってくる!」まちにしよう』と題したプログラムに参加してきました!

▽前回の様子はこちら
https://kotocollege.jp/archives/275

「地元の可能性」を考える

広報部員が到着したとき、高校生たちは『「地元の可能性」を考える』をテーマに、午前中にまち歩きをして撮った写真を、大きな紙に文とともにまとめる作業をしていました。
高校生には少し重くて難しいテーマじゃないのか…と思いながら覗かせてもらうと

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

ぜんぜんそんなことなさそうでした(笑)。
いくつかのグループの活動を見て回りましたが、似通った製作物は一つもなく、ユニークなアイデアがいっぱいだったんです。

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち
(まだ製作途中の段階)

たとえばこれ。
「ゆるキャラです!」と高校生が教えてくれたふたつの斬新なキャラクターが何とも言えない味を出してました。セリフまで考えちゃってます。
作業開始から約30分でこんなにもインパクトがあって具体的な案、出るでしょうか。
他にも「地元の古墳を宣伝するために古墳型のクッキーを作る!」と意気込んでいました。

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

また、このグループでは、環境問題について真剣に考えていました。
地元の砂浜を歩いてみて得た「ゴミが多い」という気づきがきっかけになったそう。
ゴミを減らす→ゴミに価値を見出そう、という斬新な発想の転換が印象的でした。

このほかにも楽しく、でも真剣に地元について考えているということが伝わってくる製作物ばかり。わずか1時間ほどで考え、作り上げたとはおもえないほどでした。
網野高校・企画経営科の高校生たち、さすがでした。

高校生がお菓子の包装紙を企画!?

聞けば、網野高校の高校生たち、通常授業で地元の活性化のためにイベントを考案したり、お菓子の包装紙企画に携わったりすることもあるそう。高校生にして、企画に携わるなんてすごい!

普段から地域の活性化を考える高校生は、地域との繋がりがとっても強く、「高校生」ではなく、「網野を支える一員」として捉えられているようです。

1に元気、2に元気

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

作業が終わると、いよいよ全体での共有の時間なのですが、その時間でも目立ったのはとにかく「明るさ」。
みんな緊張しているかと思いきや、むしろその逆でした。

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

「これはなんだと思いますか~?」
と大きな声で会場全体を巻き込むような発表が印象的。もちろん他の高校生もそれに答えます。

そしてどのグループも必ずと言っていいほど「笑い」をはさんできます。
質問を工夫してみたり、一発ギャグをやったり…(?)。
高校生はもちろん、見守っていた大学生や大人もおもわず笑顔になっちゃいました。
同時に、この1時間で高校生が考えたこともよく伝わってきました。

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち
(最後に全ての製作物をまとめたアルバムが完成!)

高校生が主役の時間

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

最後に、グループごとに感想を共有する時間。あちこちから「楽しかった」という声が聴かれました。中には「大学生と初めて話してみておもしろかった」なんて声も。

取材していて、高校生特有の活発さにずっと引っ張られていたように感じました。企画をしたのは大学生ですが、場の雰囲気をつくって盛り上げていた「主役」は高校生だったのかもしれません。

【まるっとーくin網野】元気すぎる高校生たちの斬新すぎる発想たち

フレンドリーに取材を受けてくれた、高校生、大学生の皆さん、ありがとうございました!

(立命館大学 3回生 宇高浩嗣)
(立命館大学 4回生 堀野未紗)

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