節分
私が幼い頃、節分の日はとても楽しみでした。母と2人でその年の方角を見て恵方巻を無言で食べるという普段と違う特別な雰囲気が好きだったからです。私は早く話したくて食べ終わることに必死になるのですが、なかなか食べ終わることができず、見兼ねた母に小さく切ってもらっていたことを思い出します。
食べ終わると豆まきを行います。豆まきは私の役割だったので1人で家中に豆を撒いて歩きます。「鬼は外」で撒く豆は、外で飼っているペットの犬が全て食べてしまうことが常なので、撒く意味があるのかと思いながら撒きます。
最後に歳の数の豆を食べます。私は豆が苦手だったので、チョコレート一つで豆◯個分と勝手に解釈をして母に内緒でこっそり食べていました。
大学生になった今では、1人で節分をしようという気持ちがあまり生まれません。誰かと過ごすからこそ、季節の行事は楽しいのかもしれないと実感しています。
大学生になっても、季節を感じることができるイベントを楽しみたいよね。「節分」行事は、京都市内の各神社でも行っているから、足を運んでみるのもいいかもしれない!